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　箱根宮ノ下温泉の旅館。３世代旅行（４＋１人）で利用しました。前日、湯河原の伊藤屋（下記）に宿泊したため、なにかと比較してしまったところがあります。じゃらんの雑誌で掲載していたプラン（かなり通常よりは安いらしい）から電話で予約しました（じゃらんNETにはなかった）。山の中腹ぐらいにあり、竹林に囲まれていて、とても眺めもよさそうです。あいにくこの日もずっと雨。１５：００より前についたため、ラウンジに通されました。大きなソファにすわり、プロジェクタにチャップリンの映画が。オーディオは真空管。こだわりを感じます。廊下はエレベータに至るまですべて畳みが敷かれており、スリッパなどありません（部屋に足袋があります）。廊下には魯山人はじめ著名な作家の陶器が置かれていたり、織物が飾ってあったり、高級旅館なのかなぁとおもわせます。チェックインは部屋で。フロアに１人担当がついて、いろいろ給仕します。部屋は３Ｆの１５畳＋洋間（３畳くらい？）で、小さなヒノキの浴室が付いていました。窓からの景色は３方望めていいところにあります。玄関も見えました。建物が鉄筋のため、コンクリートが見えたりして、大型の旅館には仕方ないか。月曜日の宿泊でしたが、満室だそうです。風呂はいくつもあって、旅館のＨＰに紹介されています。バーがあって、入浴後には冷たいお茶を出してくれます。とても綺麗な浴室でした。小田急のポスターにもなった露天風呂（予約制）は、家内らが行きましたが写真よりは小さく感じたそうです。家族風呂はベビーベット（小さい！１１ヶ月のうちの子は狭そうで使用せず）もありました。料理は非常に品数が多く、後半の天ぷらの頃にはくどくて。。メインはあわびの踊り焼き（バター焼き）でしょうかね。刺身もいいところでしたが、量が多すぎて全体の味を下げているようで、もうちょっとメリハリがあってもいいのではと感じました（じゃらんプランのせい？）。離乳食がある（１０００円）というのでお願いしたのですが、これにはがっかりした。内容よりも、係の人の対応である。離乳食があるそうですが、いつ頃の月齢（月齢しだいで全く料理が違うわけで）のものですか？ときくと、離乳食は離乳食ですと言われ、うちの子が乳製品のアレルギーがあるのですが、そういったものは入っていますか？と聞くと、いや、心配ないでしょうと言われ、出てきたのはシチューのようなもの。既製品を温めたものと思われる。工夫して入っていないのかなぁとも思い、少し食べさせてみたが、顔に湿疹が出ておお泣きされてしまった。安宿からいろいろ泊まっている私としては、高級な宿には高級な（設備でなく）サービスをもとめてしまって、ちょっとした対応の違いでがっかりしてしまうのですね。

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